熊本のパーソナルジムが教える生活習慣病の危険因子
こんにちは!熊本のパーソナルジムMY-GYMの広報担当MASAEです!
皆さんは、日本人の3大死因が何かご存じですか?以前、ブログ内でもご紹介しましたね。
・ガン
・心臓病
・脳卒中
この3つでしたね!この3つ、実はすべて生活習慣病なんです。なんと日本人の全死亡者数の約60%がこの3つの生活習慣病でなくなっていると言われています。
日々の生活習慣の積み重ねでこのような大きな病気にかかってしまうのってすごく怖いですよね。
生活習慣病を招く要因はたくさんあります。今回はその中でも、重篤な病気に直結する生活習慣病の4大危険因子についてご紹介をします。
最後まで読むと、4大危険因子とは何なのか、それらは怖いのかについてご理解いただけます。
是非最後までご覧ください!
目次
- ○ ①生活習慣病とは?(おさらい)
- ○ ②重篤な疾患に関わる4大危険因子とは?
- ・糖尿病
- ・肥満
- ・高血圧症
- ・高脂血症(脂質異常症)
- ○ ③4大危険因子の共通点
- ○ ④まとめ・最後に
①生活習慣病とは?(おさらい)
まず、生活習慣病とは何なのかをおさらいしましょう。
(過去のブログもぜひご覧ください!)
生活習慣病とは、食事、運動、喫煙、
ストレスやアルコール過飲などの生活習慣が、
発症及び進行に深く関係している様々な病気の総称のことを言います。
以前は成人病と呼ばれていましたが
これらが幼少期からの生活習慣によって生じることが明らかになり、生活習慣病と改称されました。
生活習慣病と言われる疾患は、
・糖尿病
・肥満
・高血圧症
・高脂血症(脂質異常症)
・痛風(高尿酸血症)
・アルコール性肝疾患
・肺気腫
・慢性気管支炎等のCOPD(慢性閉塞性肺疾患)など広きにわたります。
②重篤な疾患に関わる4大危険因子とは?
とくに、肥満、高脂血症、糖尿病
高血圧の4つの症状はサイレントキラー(沈黙の殺人者)と呼ばれています。
この4つはそれぞれが生活習慣病の一種でありながら、生命に関わる重篤な疾患(=脳卒中などの脳血管障害、心筋梗塞・狭心症などの心疾患、動脈硬化や脳卒中)を生じさせる4大危険因子です。
例えば、心筋梗塞は、高血圧・高血糖・高脂血症などが
長い間ひそんだ状態が積もり積もって、発症すると言われています。
この4大危険因子がどういう病気なのか
1つずつ見ていきましょう。
糖尿病
糖尿病はインスリンというホルモンの不足や
作用低下によって、血糖値の上昇を抑える働き(耐糖能)が低下し、高血糖が慢性的に続く病気です。
血糖値が極端に高い場合には、
命の危険もあるので緊急治療が必要です。
しかし、糖尿病の患者さんが
そのような危険な状態に陥ることはめったになく
通常はほとんど症状に現れない程度の高血糖です。
症状が現れないのにもかかわらず
からだの中では知らず知らずのうちに
高血糖の悪影響がじわじわと広がっていきます。
そして何年かたつと
「合併症」と呼ばれるさまざまな病気や身体の障害が現れます。
合併症には
・糖尿病性神経障害(ひどい手足ののしびれなど様々な症状が出る)
・糖尿病性腎症(週に3日、半日がかりで透析を受けないと生きていけない)
・糖尿病性網膜症(失明の恐れあり)
・歯周病
・脳卒中
・心筋梗塞
・肺炎
・皮膚炎
があります。
肥満
肥満とは、からだに余分な脂肪がついている状態を指します。
医学的には「BMI」という尺度を使い
肥満かどうかを判定します。
そのBMIは、体重(kg)を
メートルで表した身長で2回割り算して計算します。
この答が18.5以上25未満になれば
普通体重、18.5未満なら低体重(やせ過ぎ)で
25以上の場合が肥満です。
《例》
身長160cmで体重65kgの人の場合
65÷1.6÷1.6=25.39
この人はBMIが25.4なので、肥満に該当します。
太り過ぎはなぜ悪いのでしょうか?
中年以降になると体の基礎代謝(じっとしているときに消費されるエネルギー)が低下します。
運動をしなければエネルギーは消費されないため
食事などから摂取したカロリーや糖分は脂肪というかたちで体内に蓄積されてしまいます。
皮下脂肪であればそれほど問題はありませんが、これが内臓にたまると
・インスリンの働きが弱まる(糖代謝異常→糖尿病)
・悪玉コレステロールが血管に増える(高脂血症)
・血圧が高くなる
ということが起き、相乗的に心筋梗塞や脳梗塞の危険が高まるのです。
高血圧症
人間の心臓は、ポンプのように収縮して
血液を全身に流し、酸素や栄養素を運んでいます。
「高血圧」とは、血液を押し出す圧力=血圧が
正常よりも高い状態のことです。
高血圧の状態が続くと、徐々に血管が傷ついて固くなり
血管がつまったり破れやすくなったりします(動脈硬化)
その結果、脳血管障害(脳卒中)や
心筋梗塞などを起こす確率が高くなります。
高齢化が進む日本では、
高血圧の有病者は4000万人を超えるとされ
肥満、糖尿病とともに警戒すべき生活習慣病と位置づけられています。
収縮期血圧が140mmHg以上かつ / または拡張期血圧90mmHg以上の状態が続けば、高血圧と診断されます。
血圧を一時的に上げる原因には、
運動、ストレス、外気温、飲酒、喫煙、入浴、排便などさまざまあります。
なかには遺伝的に高血圧になりやすい人や
2次性高血圧(腎臓やホルモン異常によるもの)の人もいます。
しかし、ほとんどの人は肥満、糖尿病、塩分など
生活習慣的な影響を受けていると考えられます。
その中でもとくに警戒が必要なのが
「高血圧」と同時に「肥満」や「糖尿病」をあわせ持っている人です。
こうした人は合併症を起こす危険性が高いため
医師の指示のもと積極的な治療が必要といえるでしょう。
高血圧を放置すると
・脳卒中
・腎硬化症
・腎障害
・高血圧性心肥大
・うっ血性心不全
・脳梗塞
・脳出血
・冠動脈硬化(狭心症・心筋梗塞)
等の合併症を引き起こす危険もあります。
高脂血症(脂質異常症)
中性脂肪やコレステロールなどの脂質代謝に異常をきたした状態です。
2007年に「高脂血症」から脂質異常症に名称が改められたといわれています。
血清脂質値が異常でも、通常
自分で感じる症状は現れません。
症状が現れないのにもかかわらず
知らず知らずのうちに、全身の血管が傷めつけられます。
その影響は主に、動脈硬化となって現れます。
動脈硬化が進むと、
心臓や脳などの血液の流れが悪くなります。
そして、あるとき突然、狭心症や心筋梗塞
脳梗塞などの発作が起き、QOL(生活の質)が低下したり
ときには命も左右されかねません。
脂質異常症と指摘されたら、
心臓や脳の発作を起こさないため、
血清脂質値(とくに悪玉のLDL-コレステロール)に、
いつも気をつけておく必要があります。
動脈硬化のほかにも
・心筋梗塞
・狭心症
・脳梗塞
・糖尿病CKD(慢性腎臓病)
・肥満症
などの病気は脂質異常症の患者さんが併発しやすく、
また併発した場合は合併症が起こりやすくなるといわれています。
③4大危険因子の共通点
ここまで生活習慣病の4大危険因子についてご紹介してきました。
この4つの共通点が何なのか、すでにお気づきの方もいらっしゃるかもしれません。
それはズバリ、初期症状がわかりづらいということです。
そのため、知らず知らずのうちに症状が悪化しており、
不調を感じ始めたときには症状がすでに進んでいる場合が多くあります。
ですので、健診を積極的に
受診するように心掛け、まずはご自分の現在の状態を把握しましょう。
生活習慣病の早期発見・早期治療が、
重篤な疾患=脳卒中などの脳血管障害、
心筋梗塞などの心疾患の発症予防に非常に重要です。
また、4つの病気は名前は違えど発症の根本はどれも「乱れた生活習慣」です。
・正しい食生活を意識する
・運動習慣を身につける
・過度な喫煙・飲酒をやめる
など、小さな事の積み重ねで生活習慣は改善されます。
(生活習慣チェックについては過去の記事にも掲載しております。)
生活習慣を見直し・改善し、これらの4大危険因子を招かないようにしましょう!
④まとめ・最後に
生活習慣病の4大危険因子についてのご紹介は以上です!
4つの病気全てが、誰にでも発症の可能性がある病です。
また、症状がわかりづらいため
気づかないうちに発症・進行していることが多いのが怖い点です。
この危険因子を予防することが
生活習慣病や他の病気の予防にもつながります。
予防には生活習慣の改善が欠かせません。
今一度、自分の生活習慣が乱れていないか、チェックしてみましょう!
本記事を最後までお読みいただきありがとうございました。
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