疲れが取れない理由は自律神経の乱れ⁉熊本のパーソナルジムが解説!
こんにちは!熊本のパーソナルジムMY-GYMの広報担当MASAEです!
突然ですがここ1年のコロナ禍で、皆さんの生活は変わりましたか?
外に出る時間が減った、自宅でスマホやパソコンをいじる時間が増えた、運動不足を感じている、旅行や遊びに行けない、など、様々な声が聞こえてくるような気がします。
実際、コロナ禍で生活様式が変わったことで、ストレスを多く感じたり、不規則な生活になったりして健康状態に支障をきたしている方が増えているそうなんです。
この健康状態の悪化に関係しているのが「自律神経」と呼ばれる神経です。
最近、ニュースなどでよく耳にするかと思います。
この自律神経の働きが乱れてしまうとイライラや不安、頭痛、めまい、耳鳴り、腹痛、肩こりなどの様々な症状を引き起こしてしまいます。
今日はこの「自律神経」がどのような働きをしているのか、自律神経の乱れを防ぐためにはどうしたらいいのか、
ご紹介していきたいと思います!
目次
- ○ 自律神経って何?
- ・自律神経の働き
- ・自律神経が乱れる原因
- ○ 自律神経が乱れるとどうなるの?
- ・①自律神経失調症
- ・②神経性胃炎
- ・③過敏性腸症候群
- ・④メニエール病
- ・⑤過呼吸症候群(過換気症候群)
- ○ まとめ・最後に
自律神経って何?
「自律神経」とはどのような神経なのでしょうか?
自律神経系は全身に分布していて、血管、胃、腸管、肝臓、腎臓、膀胱、性器、肺、瞳孔、心臓、汗腺、唾液腺、消化腺などの内臓を支配・コントロールし体内の環境を整えます。
知覚・運動神経と違って、私たちの意思とは関係なく独立して働いています。
内臓や血管を私たちの意思で自由に動かす事は出来ませんよね。
反対に
・意識しなくても呼吸をする
・食べたものを消化するため胃を動かす
・体温を維持するため汗をかいたりする
自律神経があるからなのです。
自律神経には、
▶︎交感神経(起きている時の神経・緊張している時の神経)
▶︎副交感神経(寝ている時の神経・リラックスしている時の神経)
があります。
この2つは、1つの器官に対して互いに相反する働きをしています。
例えば、交感神経系は血圧を上昇させますが、副交感神経系は血圧を低下させます。
全体として、2つの神経系が協調して機能することで、体は様々な状況に対して適切に反応できるようになっています。
自律神経の働き
では、自律神経は具体的にどのような働きをしているのでしょうか?
交感神経、副交感神経それぞれに分けて機能を見ていきましょう!
【交感神経系】
日中の活発な動作の源となる神経で、
・目が覚めて活動を始めるとき
・仕事をしているとき
・けんかをしているとき
・試合や運動をしているとき
などに働きます。
つまり交感神経はストレスの多い状況や緊急事態に際して体の状態を整える働きをします。
交感神経系は、
・心拍数を増やす
・心臓の収縮力を高める
・呼吸がしやすくなるように気道を広げ(拡張し)る
これにより、蓄えられたエネルギーが体から放出され筋肉に大きな力が入るようになります。
※神経系はまた、手のひらの発汗、瞳孔の散大、体毛の逆立ちなども引き起こします。
このように交感神経は活動型の神経であるため、緊急時にあまり重要でない機能(消化や排尿など)を鈍らせます。
【副交感神経】
・寝ているとき
・リラックスしているとき
の神経と言われます。
主に
・寝入るとき
・寝ているとき
・食事をするとき
・のんびり休んでいるとき
・排便排尿とき
などに働く神経系です。
副交感神経系には一般に、
・エネルギーを温存
・体を回復させる役割
・心拍数を減らす
・血圧を低下させる
・消化管を刺激して、食べものの消化や不要物の排泄を促す
食べものから吸収されたエネルギーは、組織の修復や形成に利用されます。
このように交感神経と副交感神経はまるでシーソーのように逆の働きをして身体のバランスを調節しているのです。
このバランスが私たちの健康に関わっているのです。
では、これらの自律神経系がうまく機能しなくなると私たちの身体はどうなってしまうのでしょうか?
よく「自律神経が乱れる」という言葉を聞くことがあるかと思います。
自律神経が乱れた状態とは交感神経と副交感神経がうまく拮抗してバランスが取れている状態が崩れてしまうことで心身に支障をきたした状態のことです。
合わせてこちらもご覧ください「【5分で分かる】絶対知っておきたい自律神経の話」
自律神経が乱れる原因
どのようなことが原因で自律神経は乱れるのでしょうか?
代表的なものでは、
・人間関係の悩みや仕事でのプレッシャーによる精神的なストレス
・過労による肉体疲労
・昼夜が逆転したような不規則な生活
などが交感神経を過度に働かせ、自律神経の乱れの原因になるといわれています。
自律神経が乱れるとどうなるの?
自律神経が乱れた状態がずっと続くと以下のような症状、病気を引き起こしてしまいます。
健康のバランスを保つ自律神経が乱れてしまうと下記のように体内の多くの箇所に支障をきたし症状として表れてしまうのです。
ストレスや不規則な生活が原因の一つなので、なかなか自分で気づくのが難しく、気づいたときにはもう症状が出てしまっているような状況だと思います。
①自律神経失調症
精神的なストレスや過労が引き金となって自律神経が乱れ、心や体に不調があらわれた状態です。
不安や緊張、抑うつなどの心のトラブルにより、吐き気をはじめ多汗、全身の倦怠感、頭痛、肩こり、手足のしびれ、動悸、不整脈、めまい、不眠などの症状があらわれます。
あらわれる症状は人によって大きく違うのが特徴です。
②神経性胃炎
仕事などによる精神的なストレスや過労が原因となる胃炎です。
ストレスや生活習慣の乱れなどから、自律神経がバランスを崩して胃酸が過剰に分泌され、気分がふさぐ、のどがつかえる、胸やけがする、胃が痛む、胃がもたれるなどの胃炎の症状を引き起こします。
③過敏性腸症候群
腸のぜん動運動に異常が起こり、腹痛をともなう慢性的な下痢や便秘などを引き起こします。
ときに下痢と便秘が交互に起こることもありますし、何週間も下痢が続いたり、一時的に治まり、その後再発するという現象を繰り返すこともあります。
検査で調べても、目に見える異常が認められないのが特徴です。
④メニエール病
ストレスなどが原因で内耳のリンパ液に異常が生じます。
自分や周囲がぐるぐる回るめまいと、どちらか一方の耳にだけ起きる耳鳴り、そして難聴の3つが同時に起き、多くの場合、強い吐き気や嘔吐をともないます。
危険な疾患ではありませんが、放置すると耳鳴り・難聴が進行します。
⑤過呼吸症候群(過換気症候群)
過剰な精神的ストレスが引き金となって、突然浅く速い呼吸を繰り返す疾患です。動悸や酸欠状態のような息苦しさを感じます。
さらに呼吸のしすぎによって血液中の二酸化炭素が過度に減少することで、めまい、手足のしびれや筋肉のこわばりなどが生じます。
まとめ・最後に
自律神経のお話、いかがでしたか?!
ストレスや不規則な生活といった身近に潜んでいることが自律神経を乱し、健康のバランスを崩してしまう…
しかも自律神経は自分の意識と関係なく働いているから自分でコントロールすることができない…
正直ちょっと怖いですよね。
そんな自律神経の働きを正常にする、つまり自律神経を整える方法がわかれば自分の健康維持ができ、心も体も前向きに過ごすことができます!
次回は自律神経の整え方についてお話していきます!是非チェックしてみてください♬
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